ようやく読みました。漫才コンビ ”麒麟” の田村 裕が書い
た、今話題の本『ホームレス中学生』。
普通に暮らしてきた中学2年生が1学期終了と同時に、
ホームレスになってしまうという、今の日本では考えられ
ないような話ですが、正真正銘の実話だそうです。
まきふん公園で野宿し、ダンボールを食べて飢えを凌ぎ、
自動販売機の周りで小銭漁り、トイレは草むら、おまけに子
供たちからはウンコのオバケ(後で神様にはなりますが)と
呼ばれ、まさに生き地獄。犯罪に走ってもおかしくない状態
です。 が、この田村少年は耐えに耐えるんですねー。 そし
て心優しい周りの人達が田村少年とその兄、姉に救いの手
を差し伸べるんです。 いやー、良い話です。 読み終えた
時には、何か心がホッとするような、そして無性に周りの人
達に何かよいことをしてあげたい、そういう気持ちになりま
す。ベストセラーになっているのも頷けます。
ぜひ読んでみて下さい。 お薦めします!
文章が少ないのですぐに読み終えることができます。
ちなみに私は1時間半でいっきに読んでしまいました。
