Archive for January of 2011

映画 『ソーシャル・ネットワーク』

January 28, 2011
毎度、職人さんドットコムです。

先日いま話題の映画 『ソーシャル・ネットワーク』 を観てきました。

内容はいまや世界最大となったSNSサイト “Facebook” を創設した

“マーク・ザッカーバーグ氏” の創業から巨万の富を得るまでのかなり泥臭いお話です。



天才的頭脳あり、運・タイミングあり、行動力あり、

友情(?)あり、恋愛(?)あり、裏切り大ありの創業者の人生。

年齢はなんと26歳。 この年にして世界有数のリッチマンに。

2006年からサービスをスタートしてわずか5年程度。

IT産業だからこそありえるスピードですね。 既存の産業ではありえない。



先日ニュースになっていましたが、ゴールドマンサックスなどが5億ドルを出資し、

時価総額はなんと500億ドル(4.2兆円)となるそうです。

うーん、桁が違いすぎて想像できない。



Facebookのサイトには何度かアクセスしていますが、まだ登録はしていません。

というのも登録は実名が原則ですから。

実名にするメリットは大きいとは思いますが、それ以上のデメリットも含んでいるような。

特にいまの日本では何か問題があると、いや本来問題にはならないようなことでも

 “2ちゃんねる” のような投稿サイトで情報がいっきに拡散してしまう。

いちど拡散された情報を修正するのはほぼ不可能。

ここに実名での情報発信の怖いところがある。

実際アメリカでもそのことでかなりトラブルが発生しているようです。

はたして日本にどの程度普及するのかは未知数ですね。



アカデミー賞8部門にノミネートされているこの作品、お勧めです。

ただし感動や爽快感を期待してはいけません。

明るい気持ちで映画の感想を話し合える作品でもありません。

そのことを踏まえたうえでのお勧めとなります。

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映画 『アラビアのロレンス』

January 14, 2011
毎度、職人さんドットコムです。

年始にまたまた大作映画を観てきました。

前回観た 『ベン・ハー』 にも負けない超大作 『アラビアのロレンス』 です。

第一次世界大戦下のアラビアで、実在した軍人トマス・エドワード・ロレンスが

イギリス人でありながらアラビアの人々の自由のために戦った、光と闇に包まれた

人生を描いています。



1963年に制作されたこの作品。上映時間は227分とながいですが、間にだれることなく

常に目が離せませんでした。 上映中多くのシーンが砂漠でしたがこれがとても美しい。

何もない炎天下の砂漠に引き込まれていくような感覚になりました。

また主演をしているピーター・オトゥールが格好良い。実在したロレンスの写真も見たのですが

顔がよく似ています。 ただしオトゥールは長身ですが、ロレンス本人はかなり背が低かったようです。



ところでこの映画で気になったのがイギリス軍と戦うトルコという国のことです。

いまのトルコ共和国は大国というイメージはありませんし、強力な軍隊を

もっていたとは想像もできません。

しかし前身はなんとあの超大国、オスマン帝国だったんですよね。

第一次世界大戦で大敗したため帝政は廃止。そして現在のトルコ共和国に。

またこの戦争での不可解な戦後処理によって現在に続く中東での紛争が始まりました。

悲しいことです。



この作品は前回の 『ベン・ハー』 と同じ様に大スクリーンで観るべき映画です。

(ただしそういう機会はめったにありませんが)

今回は大きなスクリーンで観ることができたのでかなりお得な気分になりました。

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映画  『最後の忠臣蔵』

January 07, 2011
毎度、職人さんドットコムです。

大晦日には映画 『ベン・ハー』 を観てきましたが、連続して元旦に

日本映画 『最後の忠臣蔵』 を観てきました。

赤穂浪士の吉良邸討ち入りで大石内蔵助率いる四十六士が切腹したなかで、ひそかに生き残った

二人の男の人生を描いています。




いやー、心を震わされました。それもかなり。

忠臣蔵が日本人にこれほどまで受け入れられたのは “忠義” を貫いた姿が分かり易く

描かれているから。

『最後の忠臣蔵』 では時代劇で普通にある斬った張ったはまったくありません。

にもかかわらず “忠義” をまた別の形で分かり易く描いています。

ではその “忠義” とはなんぞや?

このことを理解していないとおそらくこの映画自体を受け入れることができないでしょう。

特に最後のシーンでは。

“忠義” を知るには・・・、新渡戸稲造の『武士道』を読んでみてください。

いぜんこのブログにも書きましたが、本当に分かり易く“武士とは何ぞや?” に

答えています。今回この映画を観て、改めて読み返してみました。



脚本よし。俳優よし。映像の美しさよし。 言うことなし! と言いたいところですが

すこし引っかかるところが。

映画が始まっていきなり画面にワーナーブラザーズのゴロが。

なんとこの作品、ワーナー・ブラザースが製作総指揮なんだそうです。

日本映画はテレビドラマのスピンオフ作品や、過去にヒットしたリメイク作品ばかり。

もっとオリジナリティがあり心に響く作品を作ってほしいですね。



日本人として忠臣蔵にすこしでもこころが揺さぶられる方であればぜひお勧めします。

きっと涙腺がゆるむでしょう。

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