Archive for April of 2011

ラスベガスで大金星!

April 12, 2011
毎度、職人さんドットコムです。

先日は長谷川選手が惜しくもフェザー級タイトルの防衛に失敗して

しまいましたが、その次の日に遠くラスベガスの地で大金星を手に入れた

日本人選手がいます。 それは元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者、

石田 順裕選手です。



対戦相手は27戦全勝、次期世界王者最有力候補のジェームス・カークランド。

あの元6階級王者オスカーデラホーヤがプロモートする期待のホープです。

以前よりチャンピオン街道まっしぐらだったのが、警察のご厄介になったりと

ブランクをつくっていました。対戦時でWBO世界ミドル級4位でしたが

実力はチャンピオンであってもおかしくない選手。

もちろんボクシング選手としての価値はかなりのものです。

今回の試合は正直言うとカークランド選手の調整試合という感じで見られていました。

だからまさか誰も負けるとは思っていませんでした。



ファーストラウンド。カークランド選手が頭を振りながら強引にパンチを繰り出す。

あきらかに勝負を早いラウンドで終わらせようとしています。

1分もしないうちにカークランド選手のサウスポー右ジャブに対して石田選手の

左ストレートがカウンターで顎にヒット。 完璧なダウンを奪う。

立ち上がるもカークランド選手完全に足にきているのにさらに強引に前へ。

そこは元暫定王者。長身から繰り出すストレートで2度のダウンを奪いTKO!

劇的な番狂わせ。



今回の試合は聖地ラスベガスからペーパービューにて全米に放送されました。

これってボクシングファンにとっては凄いことなんですよ。

日本選手が映されるだけでも嬉しいのにまさかTKO勝利してしまうなんて。

それもスーパーウェルター級という重量級での勝利。

これで石田選手の知名度と選手としての価値は一気に上がるでしょう。

年齢が35歳と言うことなのでできるだけ早くにビッグマッチを組んでほしいですね。

石田 順裕選手、おめでとう!

トリプル世界戦を生観戦

April 08, 2011
毎度、職人さんドットコムです。

今日神戸のワールド記念ホールで行われたボクシング世界トリプル戦を観てきました。

WBCスーパーフェザー級
粟生隆寛(王者=帝拳) vs ウンベルト・グティエレス(挑戦者・3位=メキシコ)

WBCスーパーバンタム級
西岡利晃(王者=帝拳) vs マウリシオ・ムニョス(挑戦者・6位=アルゼンチン)

WBCフェザー級
長谷川穂積(王者=真正) vs ジョニー・ゴンザレス(挑戦者・1位=メキシコ)


粟生選手の試合が18:00からということでしたが到着したのが18:40頃。

粟生選手の4回KO勝利ということですでに試合は終了。リングには誰もいない。残念!

会場は7割程度の入り。ワールド記念ホールは収容人数8000人程度とそれほど

広くないので私の座った2階席でもかなりリングを近くに感じました。

以前K−1の試合を大阪城ホール2階席で観ましたがそのときはかなり厳しかった。

曙が米粒のように見えましたから。



19:00過ぎになって西岡選手の試合がスタート。

地元加古川出身ということもあり会場にも多くの応援団が来ていました。

さて試合内容はどうだったか? 

さすが西岡選手、予想通りの展開。

序盤攻め急がずじっくり相手を観察し、9回最大の武器である左ストレートが炸裂。

そしてTKO勝利! 会場も大歓声、大盛り上がり!

スーバーバンタム級としては体の線が細く見えますが、試合を重ねるごとにパンチ力

防御感ともによくなっているように感じます。 ウィラポンに連敗していた当時より

格段に強くなっていますね。



さてつぎはメインイベント。長谷川選手の登場です。

会場はほぼ満員。大声援のなか試合がスタート。

前回の試合同様初回から積極的に前に出る。かなりヒヤッとするパンチももらって

いましたがほぼ互角。それでも前に出る長谷川選手。

そして4回、パンチが交錯した一瞬の隙をついて挑戦者ジョニー・ゴンサレス選手の

タイミングをずらした右フックがまともに顔面へヒット。

ロープ際まで飛ばされダウン。ロープにもたれながら立ち上がりファイティングポーズを

とるも足がもつれてレフェリーストップ。

会場は大きなため息と悲鳴が・・・。 



観ている人の中にはストップが早いのではという人もいましたが

レフェリーストップは妥当ですね。あのまま試合続行していればパンチ力のある

ゴンサレス選手に潰されていたかもしれません。

2階級あげての世界タイトルはやはり重いものだったように思います。

とくに体格差がそのままパンチ力となってあらわれてしまいました。



長谷川選手のテクニックが一級品であることは誰もが認めるところ。

序盤から打ち合いにでるのではなく、長期防衛を続けていた時のように

じっくり相手を見て試合を組み立て、自分のペースからカウンターを狙うような

クレバーなボクシングをしてほしいですね。それなら階級をあげてももう一度

世界タイトルを手に入れることができると思います。

長谷川選手はまだ30歳。今回は残念でしたが、十分休養をとって再起してほしいですね。

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