井上ひさしさんを悼み

April 13, 2010
毎度、建築・建設業・職人の求人情報サイト職人さんドットです。

先日小説家、劇作家でもある井上ひさしさんが亡くなられました。

遅筆でも有名で公演に間に合わないことが多々あり、

よくニュースになっていましたね。

そのためかペンネームが 『遅筆堂』 だったそうです。



初めて井上ひさしさんの本を読んだのが、浪人時代でした。

当時本を読むことを苦手としていました。というのもそれまでに読んだ本で

面白かったといえるものがほとんどなかったからなんです。

読まされるのは夏休みの宿題、読書感想文の課題本。

あれほど面白くない本はない。(じっくり読めば面白いのかも?)

いつの頃からか本を読むことが苦痛でしかたありませんでした。



しかしさすがにいい歳をして、本嫌いではダメだと思い

読んでいて楽しくなる本はないかと色々と調べているとある雑誌で、

井上ひさしさんの 『モッキンポット師の後始末』 と言う本が紹介されていました。

当時から井上ひさしさんは売れっ子作家でしたが、私は全く知りません。

まあゆっくり時間をかけて読んでみようかと思いながら読み始めると・・・

面白い面白い。なんと2日で読んでしまいました。

内容は大学生3人のはちゃめちゃ生活と、その尻拭いをする神父さん。

このやり取りが最高なんです。当時は浪人生でしたから、私もこんなに面白い

大学生活を送りたいと思い、勉強に気合を入れ直したのを覚えています。




読書嫌いの自分が2日で本を読み終えるとは!

当時の私にしては大変な驚きでした。本がこんなに面白いなんて! 

それからはもう止まりません。 時間があれば井上ひさしさんの本を読んでました。

さらに司馬遼太郎、太宰治、芥川龍之介、ヘミングウェイ、ゲーテ・・・。

とにかく有名どころをどんどん読んでいきました。読書嫌いが嘘のように。



井上ひさしさんには本当に感謝しています。

読書嫌いの私に読書の楽しさを教えてくれたのですから。

また久し振りに 『モッキンポット師の後始末』 を読みたくなってきました。
 

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