映画  『英国王のスピーチ』

March 04, 2011
毎度、職人さんドットコムです。

先日アカデミー賞の授賞式があり、作品賞にイギリスの 『英国王のスピーチ』が

選ばれました。 と言うことで早速映画館で観てきました。



吃音(きつおん)に悩まされていたエリザベス英女王の父ジョージ6世が、周囲の

協力を得ながら克服し、国民に愛される国王になるまでを描いています。

実話をもとにつくられた作品と言うことで、ネットでも多くの情報をみることが

できます。吃音(きつおん)の悩みについては実際には完全に克服できたわけ

ではないようで終生このことで悩み続けていたようです。



さて私がこの映画を観た感想は・・・。うーん、どうなんでしょう。

どうもアカデミー作品賞に選ばれるほどでもないような気がしますが。

吃音(きつおん)に悩むジョージ6世のすがた、また家族や周りの人たち

それにスピーチ矯正の専門家ライオネルとの関係などが上手く描かれています。

とくに気の弱い(?)ジョージ6世を演じているコリン・ファースの演技がよかった。

ただしこの映画全体に対してはどうも違和感がありました。



当時の英国は不況にあり、さらにヒトラーの台頭、第二次世界大戦の直前ということで

国全体に危機感があったはず。 なのに国王は国の行く末に悩むのではなく、

自己の問題の克服に悩む。 もちろんスピーチの大切さも立場上わかりますが。

映画の最後に宣戦布告のスピーチを行なうシーンがあります。

もちろん成功のスピーチとなるのですが、その後にみんな笑顔なんですよ。

家族や先生、それに王族やチャーチル、政府関係までもが。

それっておかしくない?

これから壮絶な戦争がはじまると言う時に、スピーチが上手くできたから笑顔って。

スピーチのできも大切ですが、その内容の深刻さを考えるととても笑顔でいられる筈が

ないと思うのですが。 これって私の考えすぎ?


ネット上ではかなり評価が良いみたいです。

アカデミー作品賞を獲得したと言うことで観てみるのも良いかもしれません。

わたしからはあまりお薦めできませんが。

※今回はネタばれしてしまいました。すみません。

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