ここのところ図書館で予約をしていた本が週2冊以上届いており
時間のある限り読むように頑張っています。ビジネス書はじっくりと。
小説は速読で。ただし速読といってもかなり遅いですが。
最近読んだミステリー小説系の本を2冊紹介します。
『アリアドネの弾丸』 海堂 尊
バチスタシリーズ第5弾となる作品です。 最近の作品では医療現場と官僚との戦いが
主となり、ミステリー的な要素が少なかったのですが今回は第1作にも負けないような
読みごたえあるミステリー小説となっています。かなり難解なトリックだったのでなかなか
頭の中で整理ができず最後のほうは速読することができませんでした。
今後もバチスタシリーズは続きそうですが、この作品は今後も上位にランクされるのでは
ないでしょうか。

『蒲生邸事件』 宮部 みゆき
東野 圭吾氏にはまるまではよく読んでいた宮部 みゆきさんの作品を今回読んでみました。
大学受験に失敗した高校生(主人公)がホテル火災に巻き込まれ、そこで謎の男に助けられます。
意識を取り戻してみるとそこは昭和11年の帝都東京。まさにいま二・二六事件が起ころうと
しているその現場に立ち会うことに。 はたして主人公の運命は・・・。
私の好きなタイムスリップものです。以前東野 圭吾氏の作品 『トキオ』 を紹介しましたが
それとはまた違った良さがありました。1997年の日本SF大賞を受賞されたようです。
やはり宮部 みゆき作品も捨てがたいです。
長編作品なので時間はかかりますがおすすめです!
